学習塾のスタンスを踏まえた活用方法とは

昨年まで首都圏の学習塾講師をしていました。
学習塾のスタンスを踏まえながら活用方法をお伝えしたいと思います。

まず、カラーの綺麗な広告を頻繁に打っている学習塾はそれだけ宣伝費用にお金をかけているということです。

保護者からすれば月謝は設備費と教材、講師への人件費ととらえているかもしれませんが、そうではありません。

一回の広告で数千万円~億単位で費用が掛かっています。
また、成績最上位クラスのごく一部の生徒が特待生となって授業料が免除されるのは納得されると思います。

しかし、学習塾によっては選抜コースの生徒30人の殆どが設備費や教材だけの実費負担で受講出来るところもあるのです。
では、そのクラスの生徒に掛かる費用は、講師の給料はどこから出るのでしょう。

そうです。
一般コースの生徒の月謝から負担されるのです。
自分の子供だけでなく他所の子の分まで負担するなんて、やや理不尽ですね。

しかも、そういう塾は選抜コースのほうが一般コースより授業時間が長かったりするのですから。
また、選抜コースの特待生にも条件があったりします。
少子化でどこの塾も生徒の取り合いです。
格実積ほど強力なアピールはないでしょう。

当然、最難関校や名門校の合格がほしいので、受験校に縛りをつけてくることがあります。
また、授業中に生徒を説得する講師や、そうしろと指導する学習塾もあります。
本来、その時間は生徒が学び、講師が授業をするための時間です。

その大切な月謝を頂いている時間を使って、生徒を学習塾側の意図するように洗脳しようとするのです。
受験校に縛りをつけるだけでなく、たくさんの学校を受験させる場合もあります。

男子であれば5日連続、日にちを開けて全部で8校受験が当たり前とも言われます。
私立の高校であれば受験料は1校2万~3万円しますから、入塾する時期によっては特待生にならないほうが金銭的な負担も掛からない場合もあるのです。

また、受験の時期は真冬で体調を崩しやすく、インフルエンザの感染も心配な時季ですね。
そこに普段と違う環境で、不特定多数の人間と1つの空間に滞在し、常に緊張を強いられる。

休ませてあげたくなりますよね。
でも、1つでも多くの合格実績が欲しい学習塾はそれを許さないのです。
本命の学校の受験前に倒れてしまったら元も子もありません。
お子さんの努力自体が水の泡になってしまうのです。

学習塾を決められる前に、今一度確認されることをお勧めいたします。